代田橋駅
こんにちは。
駅前には昔ながらのこじんまりとした商店街があります。
新宿・池袋にある不動産仲介会社『お部屋探しはアルク』の岡村です。
今回は京王線の代田橋駅をご紹介します。
代田橋駅の紹介
代田橋駅は京王線の各駅停車の駅になります。
急行電車などは停車しませんが、新宿まで乗り換えなしで７分ですので、そんなに気にならないかと思います。
代田橋駅と次駅の明大前駅は駅間の距離が短く、歩いても10分ほどです。
明大前駅は渋谷と吉祥寺を結ぶ井の頭線が利用可能ですので、井の頭線を利用すれば、新宿だけでなく、渋谷・吉祥寺・下北沢へも出ることが出来ますので、交通アクセスは悪くありません。
休日は下北沢あたりまで足を伸ばして、お洒落なカフェでまったりスローライフというのも悪くないかもしれませんね。
代田橋駅北側は甲州街道と環状七号線の交差する大原交差点があり、交通量は都内屈指です。
大通り沿いの物件は騒音や排気ガスの問題があるので注意が必要かもしれません。
反対に駅南側は閑静な住宅街になっており、住環境は良好と言えます。
大通り沿いかそうでないかで住環境が大きく変わりそうです。
代田橋駅前には東急ストアという中規模のスーパーが１件あるのみです。
品揃えはそこそこのスーパーですが、近くに競合店がありませんので、価格競争が起こらず、やや強気の価格設定になっています。
他にはオリジン弁当など持ち帰りのお弁当屋さんやおかず屋さんはありますが、ファストフード店や牛丼屋などのチェーン店はなく、商店街も少し寂しい感じです。
一応、駅の北側に沖縄タウンという沖縄をコンセプトに作られた商店街がありまして、そこでは沖縄そばや各種の泡盛を楽しめたりします。
「なぜ代田橋に沖縄タウン！？」となってしまいますが、代田橋駅の北にある衰退著しい和泉明店街が町おこしの為になにか始めようということで、目を付けたのが沖縄だったそうです。
ちょうど時期的にNHKの朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」の影響で沖縄ブームが来ており、沖縄とは縁もゆかりもない代田橋駅ですが、それに乗っかった感じで始まった計画だそうで。
意外と沖縄出身者や沖縄ファンのお客様が多く来訪し、一定の集客は出来ているようです。
ただ、沖縄タウンを含めて周辺の飲食店は地元の居酒屋などが多く、ファミリーレストランもありませんので、女性の方や子供連れで食事が出来るお店がありませんから、あまりファミリーには向かない街という印象です。
その辺りは、新宿に出てしまうか、両隣の駅の笹塚・明大前に頼ることになりそうです。
個人的な採点(5点満点)
交通・・3.5点 (新宿までは出やすい立地。明大前駅も視野に入れれば交通手段は多い)
買物・・2点 (選択肢が東急ストア以外になく充実度は低い)
飲食・・1点 (飲食店の数は非常に少ない。沖縄料理好きには沖縄タウンが嬉しい)
自然・・2点 (大原交差点付近はかなりの交通量。大きな公園なども特にない)
治安・・4点 (盛り場もなく、閑静な住宅地にあり、治安面では安心できる)
笹塚や明大前よりも家賃相場的にお得な物件も多く、なるべく家賃を抑えて、静かな環境で生活したいという方には良いかもしれません。
家賃相場
シングル物件の平均賃料・・7.59万円
ディンクス(二人暮らし)物件の平均賃料・・12.24万円
ファミリー物件の平均賃料・・14.73万円
(※LIFULL HOME'Sから参照)
京王線は笹塚までが非常に高く、代田橋駅から西は比較的家賃相場は落ち着いてきます。
