幡ヶ谷駅
こんにちは。
新宿・池袋にある不動産仲介会社『お部屋探しはアルク』の岡村です。
城西・城北エリアの駅を一つずつ紹介していきます。
今回は京王新線の幡ヶ谷駅をご紹介します。
幡ヶ谷駅の紹介
幡ヶ谷駅は京王新線の停車駅です。
新宿駅(新線新宿)までは京王新線利用で2駅4分と都心へのアクセスは良好です。
幡ヶ谷の「幡」は源氏の白旗(白幡)から来ているそうです。
平安時代の源平合戦でおなじみ(?)の、源氏と平家ですが、源氏は白い旗、平家は赤い旗を使用しておりました。
現在でも年末の紅白歌合戦などに残っています。
あの紅白歌合戦の紅と白は源平合戦で争った平家(赤旗)と源氏(白旗)から来ているのです。
さて、後三年の役という戦争の後、源氏の棟梁(大将)である八幡太郎源義家が、この地の池でその白旗(白幡)を洗ったことで、その池は「旗(幡)洗いの池」と呼ばれるようになり、その池を水源とする渓谷の一帯が「幡ヶ谷」と呼ばれるようになったそうです。
幡ヶ谷駅までは京王線は地下を走ります。
ひとつ前の初台駅とは街の雰囲気もガラリと変わり、オフィス色はほとんどなく、駅前から昔ながらの街並みが広がる住宅街になっています。
駅前には甲州街道を挟んで南北にライフ、ダイエー、サミット、成城石井などの大型スーパーが並び、駅の北側には幡ヶ谷六号通り商店街、南側には西原商店街が伸びています。
その付近には飲食店も多数あり、シングル、ディンクスあたりの家庭にとっては非常に暮らしやすい街だと思います。
駅前の甲州街道沿いは、街道上を首都高も走っており、騒音、排気ガスはかなりのもの。
小さなお子様がいるファミリー世帯にとっては気になるところかもしれません。
ただ、甲州街道沿いの物件を避ければ、基本的には閑静な住宅地ですので、交通、買い物、飲食と3拍子揃った街であると思います。
商店街などには街灯も多く、代々木警察署も近いということもあり、治安面で安心度が高い点も見逃せませんね。
個人的な採点(5点満点)
交通・・4点 (新宿まで5分以内に出られるフットワークの軽さは魅力的)
買物・・4点 (大型スーパーが駅前に4件、商店街が2本あり不自由はしない)
飲食・・4点 (駅周辺にはシングル、ファミリーに対応した飲食店多数)
自然・・2点 (甲州街道沿いの環境はかなり悪いが、そこを避ければ平均並み)
治安・・4点 (夜でも一定の人通りがあり、女性の方でも安心できると思います)
隣駅の笹塚もそうですが、新宿により近い初台よりも人気のある街です。
京王新線の駅というところで、新宿での乗換の不便さから笹塚が有利かといった感じですが、スペックは十分高いと思います。
家賃相場
シングル物件の平均賃料・・8.83万円
ディンクス(二人暮らし)の平均賃料・・13.97万円
ファミリー物件の平均賃料・・19.26万円
(※LIFULL HOME'Sから参照)
都心に出やすく、家賃相場が平均よりも高いところがありますが、個人的にも住んでみたいと思える街の一つですね。