中井駅
こんにちは。
新宿・池袋にある不動産仲介会社『お部屋探しはアルク』の岡村です。
今回は中井駅をご紹介します。
中井駅の紹介
中井駅は西武新宿線と都営大江戸線の2路線が乗り入れている駅です。
ただ西武新宿線の中井駅と都営大江戸線の中井駅は徒歩で3分ほど離れた場所にあり、駅同士が連結をしておりませんので、もしこの駅でもう片方の路線に乗り換えるのであれば、一度改札を出てから地上の商店街を移動して乗り換える形になります。
西武新宿線を利用した場合、新宿には6分ほどで到着しますし、大江戸線を利用すれば、都庁前を経由して青山や六本木などの山手線内側の人気駅へのダイレクトアクセスも可能ですので、その辺りの駅に仕事先があったり、遊びに行くことの多い方にはオススメの駅かもしれませんね。
また東西線の落合駅も両駅間徒歩10分ほどの距離にありますので、中野などの中央線の駅にも出やすく、西武新宿線の中でも交通の利便性は高い方です。
駅の南北に商店街がありますが、下町の商店街ということもあり、あまり栄えているとはいいがたく、大手スーパーなどはありません。
西武新宿線の中井駅の駅前にある駿河屋は品ぞろえも最低限のものになり、営業も20時30分までと短く、普段使いのスーパーとしてはやや使い勝手が悪いです。
都営大江戸線の中井駅前にあるスーパーみらべるは激安店として有名であり、営業時間も深夜1時までと長く、駿河屋よりも品揃えが充実しておりますので、中井駅でお部屋を探すのであれば、スーパーみらべるを使える駅南西側でお部屋を探すと日常のお買い物がしやすいと思います。
ただ全体的にお買い物がしやすい街かというと店舗にバリエーションがなく、なにかちょっとしたものを買うだけでも、結局は高田馬場や新宿に出る必要があります。
飲食店についてもチェーン店は松屋、日高屋、福しんくらいしかなく、残りは地元の居酒屋や喫茶店などで、特に女性が気軽に入れるファミレスやカフェは全くないです。
「天才バカボン」や「おそ松くん」の作者の赤塚不二夫さんの最後の住居があった場所が中井でした。赤塚不二夫さんが行きつけであり、「天才バカボン」の作中ににも登場した洋食屋の「ぺいざん」や「白雪鮨」などは現在も中井駅で営業をしていますが、こちらも男性向けのお店ですね。
しかし、中井駅の魅力というのはそういうお洒落さ、お買い物の便利さではなく、都心に近く、実質的に3路線が利用出来る交通便利な立地にありながら、住宅地にの為、とても静かな生活が出来るというところにあるのではないかなと思います。
住民が仲良く暮らすという意味の「中居」が転訛して中井という地名になったという説もあるようで、都心と比べて地域住民のコミュニティも強そうな昔ながらの住宅街です。
個人的な採点(5点満点)
交通・・3.5点(3路線利用可能。それぞれの路線を利用することでだいたいどこにでも行ける)
買物・・2点 (みらべるが使いにく駅北側はお買い物が大変)
飲食・・2点 (この駅で満足のいく外食ライフは期待できない)
自然・・3.5点 (目白大学周辺は緑も多く、自然環境は平均以上)
治安・・5点 (治安面では非常に良好。犯罪発生率は都内屈指の低さ)
現代的な洗練された感はありませんが、昭和な下町の味のある雰囲気が好きな方には気に入って頂ける街かと思います。
家賃相場
シングル物件の平均賃料・・7.49万円
ディンクス(二人暮らし)物件の平均賃料・・11.62万円
ファミリー物件の平均賃料・・15.86万円
(※LIFULL HOME'Sから参照)
この交通利便性、都心からもタクシーで帰れる距離でこのお家賃は中々優秀。
お仕事が忙しく、少しでも通勤時間を削減したい方にとってはコスパの良い駅だと思います