不動産店に行くときに必要なものは!?
こんにちは。
新宿・池袋にある不動産仲介会社『お部屋探しはアルク』の岡村です。
弊社へご来店のご予約を頂いたお客様から
「当日は何を持っていけばいいですか?」と質問されることがあります。
基本的には手ぶらで来てもらっても問題ありませんが、以下のものを持っていくといいかもしれません。
★ポータルサイトを見ていて気になっている物件の物件情報ページ
SUUMOやHOME'Sに代表されるポータルサイトは正直使い物になりません。
100件の物件が掲載されていても半分くらいの物件は既に募集が終了しています。
ただし逆を言えば半分は実際に募集されているとも言えます(笑)
なので、ポータルサイトを見て気になったお部屋がある場合は、その物件ページをスマートフォンのスクリーンショットやブックマークに保存して持って行きましょう。
現在の不動産業界は物件情報を全不動産店で共有している状況ですので、例えばA社がポータルサイトに掲載している物件Xを、物件Xをポータルサイトに掲載していないB社で紹介してもらうことも可能です。
また、その物件が終了していたとしても、不動産店の担当者が
「お客様のご希望のお部屋はこういうお部屋なんだな」とイメージを掴みやすくなります。
★以前に別の不動産店で紹介してもらった物件資料
これもあると不動産店の担当者がお客様のご希望のお部屋のイメージが掴みやすいですね。
実際にそのお部屋を内見したのであれば、6帖のお部屋だと狭かったなど感想も伝えてもらえれば、スタッフとしては、では7帖以上で探してみるかなとなったりしますね。
★メジャー
内見時の必須アイテムですね。
大抵は不動産店で準備しているはずですが、冷蔵庫置き場や洗濯機置き場、カーテンのサイズなど測っておかないと、入居してから「洗濯機が入らない!」となったりするかもしれません。
加えて事前に引っ越し先でも使う家具の寸法も測っておくとベストです。
★基本的にお金は不要
素敵なお部屋を不動産店で紹介され、例えその日にお申込みをしたとしても契約金は当日には不要です。
契約金を支払うタイミングは入居審査で承認が出てからになります。
ただし、不動産業者によっては当日に賃料の1ヶ月分の「預かり金」が必要だなどと言って、お客様から現金を受け取ろうとする業者もあります。
これは業界内で言うところの「キャンセル止め」というものです。
お申込みして頂いたお部屋をキャンセルさせない為に「預かり金」として現金を要求してくるのです。
「預かり金」を支払い、「キャンセルした場合はこの申込金は戻りませんのでご注意ください」と言われてしまうと、自宅に帰って「やっぱりもうちょっと色々と探してみたいな」と思っても、キャンセルも出来ませんよね。
そういう効果を狙ったものです。
ちなみに「預かり金」の受領は法律で認められていないわけではありませんから違法ではありませんが、キャンセル時に返金しないなんてことは許されません。
基本的に「預かり金」を取ってくる不動産店では契約しない方が良いです。
結局はお客様が良いお部屋に住めるかよりも、どうやったらキャンセルが出ないか、お客様からいくらお金を取れるかなどと自分の都合しか考えていませんから、その後の契約手続き等のサポートも雑なものになると思います。
弊社でも「預かり金」の受領は一切禁止しています。
※一部例外として不動産仲介会社ではなく、物件の貸主である管理会社が「預かり金」を要求してくるところもあります。
しかしその場合でも即日の支払いを要求されるケースはほぼありません(※申込した日から3日以内の入金)、またキャンセルの場合は当然返金されます。
当日に要求してくる場合は不動産店のキャンセル止めの可能性が高いです。
その場合は管理会社から発行された「預かり金」に関する書面(通常は入居申込書とセットになっている)を確認させてもらうといいです。