ワンルームと1Kの違いって何!?
こんにちは。
新宿・池袋にある不動産仲介会社『お部屋探しはアルク』の岡村です。
今回はシングル向けのお話になりますが、ワンルームと1Kの間取りについてお話しますね。
似ているようでワンルームと1Kには微妙な違いが
ワンルームと1Kの違い
ワンルームというのはキッチン部分が含まれた一部屋だけの間取りを言い、
1Kとはドアなどによってキッチンが居室から独立している間取りを言います。
簡単に図で表すとこんな感じです。
似ていますが、キッチンと居室をドアで隔てているかいないかの違いです。
この違いは皆さん知っている方が多いです。
ではこの二つの間取りのメリットとデメリットはどうでしょうか。
★ワンルームのメリット
■同じ平米数(㎡)で比べた場合、1Kよりも家賃が安いことが多い
平米数というのはお部屋の広さの単位です。通常、居室部分が6帖でバストイレ別お部屋の平米数は20㎡といったところですが、20㎡のワンルームと20㎡の1Kではワンルームの方が家賃が安い傾向にあります。
理由は単純でワンルームの方が1Kよりもややデメリットが多いからです。
■仕切りがないので空間を広く感じれる
㎡数が同じでも玄関までぶち抜きのワンルームと、ドアで仕切られた1Kでは、ワンルームの方が体感的に広く感じます。
★ワンルームのデメリット
■玄関からお部屋が丸見え
これはお部屋の形にもよりますが、キッチンと居室の間にドアの無いワンルームでは、来訪者に室内の方まで見られてしまいます。
パーテーションやカーテンを設置すれば解決出来ることもあります。
■キッチン部分の匂い、音が居室の方まで届く
ニンニク料理をすると居室部分が次の日になってもニンニク臭い。。。洗濯機を回す音がうるさい、冷蔵庫の微かな動作音が気になって眠れない。。。なんてことがあるかもしれませんね。
■エアコンが効きにくい
玄関部分まで1部屋続きになっていますので、エアコンが効きにくいという点もあります。
反対の発想で、冬場などもキッチン部分もある程度暖かくて良いという考え方も出来ますが。
★1Kのメリット
1Kのメリットとデメリットは上記の逆になるだけですが
■玄関からお部屋が見えない
キッチンと居室の間にドアがある為に、来訪者に居室部分を見られることはありません。
■キッチン部分の匂い、音が気にならない
居室とキッチンのドアをしっかり閉めておけば、上記問題は発生しませんね。
■エアコンが効き易い
温度管理する空間が狭いのでエアコンの効きも良いです。ただし、冬場のキッチン部分は結構寒いです。
★1Kのデメリット
■ワンルームよりもやや割高
■ドアがあるのでワンルームよりもやや狭く感じる
といった感じです。
ワンルームのデメリットには一般的に嫌われるポイントが多いので、ワンルームの方が人気がなく、オーナー様も家賃もその分下げざるを得ないとなり、結果的にワンルームの方が家賃が安くなるという流れです。
ということは、料理は全くしないで、部屋にやって来る人が誰もいなくて、真夏でも真冬でも基本的にエアコンを使わない私にとってはワンルームの方がコスパがいいということに。。。
さて、皆さんはいかがでしょうか。