1DKと1LDKは何が違う!?
こんにちは。
新宿・池袋にある不動産仲介会社『お部屋探しはアルク』の岡村です。
今回は1DKと1LDKの間取りについてお話しますね。
今までシングルタイプのワンルームや1Kのお部屋に住んでいた方が、恋人と結婚・同棲することになったり、あるいはシングルなのは変わらないけれども、寝室と居室を分けて使いたいなと思ったりした際に探すのがこの二つの間取りのタイプだと思います。
1DKと1LDKはどういった点が違うのでしょうか。
どちらも二人暮らしのお部屋探しに登場してくる間取りですが何が違うのでしょうか。
★1DKと1LDKの共通点
まずはこの二つの共通点としては寝室と居室を分けて使えるということ。
ワンルーム、1Kではべッド、テーブル、テレビ、ワンルームの場合はさらにキッチンとお部屋家具、設備等が1つのお部屋の中に固まっています。
居室しかありませんから当たり前ですが。
1DKと1LDKタイプのお部屋には居室の他にもう一部屋増える形になります。
それによって、基本的には寝室と居室を分けて使えることになります。
★1DKと1LDKの違い
まずDKとはダイニングキッチンの略であり、食堂の意味です。
そしてLDKとはリビングダイニングキッチンの略であり、食堂にリビング(居間)の機能も付けたものになります。
食堂とはそのまま食事をする場所、居間とは家族が一家団欒を楽しみくつろぐ場所です。
つまり1DKとは寝室に加えて食事をする部屋が付いた間取りの事であり、1LDKとは寝室に加えて食事をし、家族が一家団欒を楽しみくつろぐ部屋が付いた間取りということですね。
この両間取りの違いはDKとLDK部分の広さです。
寝室ではないお部屋の広さが8帖以上の場合、その間取りは1LDKとなり、8帖未満かつ4.5帖以上の場合は1DKとなります。
ちなみに4.5帖未満の場合はDKではなく、ただのKになり1Kになります。
分かりやすく図面で表すと以下のような形になります。
イメージとしては左が7帖のDK、右が10帖のLDKという感じです。
無理やり同じサイズの家具を入れてみましたが、こう見るとやはりLDKの方がゆとりはありますね。
DKの方は観葉植物と猫ちゃんはベランダに出ていき、冷蔵庫の置き場もかなり苦しいです。LDKに比べて窮屈感はあり、一家団欒を楽しみ、くつろぐ場所とは言えないかもしれません。
4.5帖以上からDKタイプになりますが、実際に1DKで二人暮らしをするなら6~7帖は欲しいところです。
シングルであれば、DK部分の形にもよりますが、4.5帖のミニマムサイズのDKでも寝室と居室を分けるという目的はそれなりに達成できそうです。
★1DKのメリット
LDKとDKどちらがいいかと聞かれたら、ほとんどの方はそれはLDKの方が良いに決まっていると思いますが、DKにもメリットがあります。
単純に家賃相場が安いということです。
杉並区の1DKの平均家賃相場が8万円に対し、1LDKは12万円とその差は4万円です。
※CHINTAIから参照
年間で考えると50万円ほど差が付く感じです。
どうでもいいお話ですが、結婚情報サイトのゼクシィさん調べによると、結婚式の費用の平均相場は350万円ほどとのこと。
二人で頑張って節約して、素敵な結婚式の費用に充てるのもいいかもしれません。
★同棲であれば1DKから、結婚であれば1LDKがおススメ
また個人的な話で、かつ、どうでもいい話ですが、私は今の奥さんと結婚する前は6帖1Kに二人で住んでいたこともありまして、狭いながらもどうにかこうにかやれた経験から、同棲であれば1DKで十分だと思います。
めでたくゴールイン出来れば良いですが、無理して広いけれども家賃の高い1LDKを借りたはいいが、彼女と喧嘩して出ていかれてしまい、残された男一人(しかも仕事が忙しく家に帰っても寝るだけの生活なのでワンルーム、1Kで十分)で、1LDKの家賃を払うことになると目も当てられません。
結婚を機に二人暮らしということであれば、1LDKが良いですね。
1LDKの広さがあれば、万が一、急に子供が出来た!なんてことになってもある程度は対応が利きますし。
今回はなんだか良く分からない話になってしまいましたが、少しでもご参考になれば。。。